発達障害 合理的配慮

2023/12/28作成


合理的配慮

私は現在事務の仕事をしているのですが、立って作業をしています。

立っていると眠くなりにくく、思いついたらパッと行動できるので、私としては仕事がやりやすいのです。

製造現場では生産改善の一環で立ち作業が進んでいて、私はその時の経験から「立っていると仕事がやりやすい」と思っていました。


私の発達障害を知る上司に「立っている方が集中して仕事ができる」と説明し、少し値段が高い昇降デスクを使わせてもらっています。

事務用昇降デスクは会社で初めて買ったので「良い机買ってもらったなあ」と周囲から言われました。


私のいる部屋には20人くらい従業員がいますが、私以外は皆座って仕事をしています。

最初は「なんか見降ろされていて、落ち着かない」と言っていた人も、見慣れたのか何も言わなくなりました。


障害がある人が仕事をする上で不利になっている所をサポートし、仕事をやりやすくすることを「合理的配慮」と言います。

合理的配慮は障害者だけのものではなく、子育て中の社員が子供の送り迎えの為に時短勤務を行うこともそうだと思います。


発達障害を持っていると周りに引け目を感じて、配慮をお願いしにくいこともあります。

ただサポートを受けることで仕事の生産性が上がれば会社としてもうれしいですし、どんどん活用すべきだと思います。

健常者であっても子育てなどで配慮は受けています。

発達障害であっても、必要なサポートを言い出しやすい社会にしていかなければと思います。




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