「会社としてどのようなサポートをすればいいかわからない」
上司と面談中に言われてハッとしました。
私自身どのような配慮をしてもらうと仕事がやりやすいかきちんと説明できなかったからです。
本来であれば設備を一心不乱に操作するような、1つの事に集中する業務の方が私の特性に合っていると思います。
ただ会社には会社の都合があり、複数のタスクを同時並行で進める現在の業務を私に求めています。
苦手な業務をする上で必要な配慮について、私自身色々勉強していこうと思います。
また私の(定型発達の人と異なる)特異な行動が私の性格によるものなのか、発達障害の特性によるものなのかわからないとも言われました。
上司はかなり勉強していると感じます。それでも発達障害に対する理解は当事者である私と差があります。(当然ですが)
「理解に差があるのであれば、理解している方がそれを埋めるように行動しなければ」。 私は発達障害の書籍に付箋を貼って、自分の症状をコメントして上司に渡しました。
このことだけで定型発達の人が発達障害について理解できるとは思っていません。 ただ少しずつでも発達障害について理解してもらえるよう行動していこうと思います。
上司への説明に使用したのは下記の書籍です。
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1つのシーン(症状)について、発達障害の人と定型発達の人のとらえ方が並列で書かれていて私自身とても理解が深まりました。 絵もたくさんあり、理解しやすいと思い、上司に渡したのです。
なお、渡すときは本にカバーをかけて渡した方がいいです。私は裸のまま渡したのですが、上司から「これを会社で読むのは周囲の目が気になる」と言われました。
上司に渡す前に主治医の先生にも確認してもらおうと考え、病院にも持っていきました。 先生も食い入るように読んで、カルテに記入していたのでこの方法は病院での説明にも有効だと思います。